育てて食べて生きる
- 空彩
- 2023年2月26日
- 読了時間: 2分
我々がお借りしている農園は、一年ごとに更地にしてリセットされるので、先日、残っているすべての作物を収穫。小松菜、ブロッコリー、ほうれん草、チンゲン菜、長ネギ、カブ、人参。いっぱい!




スーパーに売ってるみたいな立派な見た目ではないけれど、ほうれん草は肉厚で野性味があり、人参も香り甘みが抜群、ネギも火を通すとすごく甘みがあって美味しかったー!
一年、色々と育てて一番実感したことは、旬の時期に旬の物を食べる事は、多視点でとても効率的で省エネで体にも良いことだなーと。
想像の話だけど、スーパーでは季節問わず食べたい野菜が一年中買える便利さ。それを実現させるために、本来使わなくてもいい資材やエネルギーが消費されてるかもしれない、そして、そうして作られた作物は、旬の物よりも栄養価が低いというのもよく聞く話。そして、旬の物は思っていた以上に大量に収穫できて、美味しい!
そして、運搬する燃料費やエネルギーの面でも、一人一人のできる限りの地産地消は意識したいこと。もっというと、ベランダレベルでも、少しでも自分で野菜を育ててみるというのはとても良い事だと。
とはいえ、北海道のじゃがいもやとうきびはやっぱり美味しいし、山梨の桃やぶどうなんかもやっぱり美味しい。その土地土地の気候でしかなしえない味もあるから、それを楽しむ事も食の楽しみ。何事もバランスよく、自分のできる範囲で自分が生きる地球の事を意識してみる。そういう楽しみを自分の中でもちながら生きるのも、心身ともに豊かに生きれる要素になる気がする。
今、読んでる本の、農業を初めてやってみている人の率直な感想で、何不自由なく都会で暮らしている人達のエネルギー消費のしわ寄せを、自然と向き合い続けて供給し続けている農家が受けているという事実らしい。思っている以上に環境の変化が農業にもたらす影響は大きいと。
全然、しろーとのワタクシがかたれることではないですが、自分なりに考えて、少しずつでも意識していく事や知ろうとする事を、少しずつ 少しずつです。
3月からまた、楽しく色々と育てていこー
Comments